- 総合評価
- 茨城県内では、水戸一高と1,2を争う進学校で、現在は中高一貫化など大きな動きがあり情勢に多少違いはあるものの、当時から現在まで茨城県公立トップ校として県内外から優秀な生徒が集まっております。私は県内公立中学校でトップ3程度の学力で合格したのですが、入学式までにやる必要がある「事前学習」の量に面食らってしまい、その後も多くの課題に悩まされらことになりました。「徹底した予習・授業・復習」を黄金パターンとして全生徒に身につけるよう促すのですが、そんなことより部活をしたい私はほぼ適当にやり、テストでも平均以下、世界史でたまに赤点を取り補修(口頭諮問)を受けていました。
結果的には、部活が終わった後の半年間の猛勉強で旧帝大理系学部に現役合格できたのですが、この要因は「周りのレベルが高い」ことであり、「当たり前の意識の高さ」が上がっていたためだと考えております。その点では、県内トップ校に進学したメリットは大きかったと思います。合う合わないは誰にでもありますが、会わなくても自分で結果を出せるタイプの人間に切り替えられる人でないと、みんなが高学歴と呼ばれる進学先に進む中、苦渋を味わうこととなりえます。
- 先生について
- 土浦一高の先生方は、熱心な人たちばかりです。
そのため、自分の授業の中でも結構な量の課題を出すので、他の授業もそんな感じの日になると家に帰っても休む暇がありません。その上、その予習前提で次の授業が進むため、一度レールを外れると一気に置いていかれます。
私の場合は、そういうところが嫌いだったので授業をほとんど聞かず、自分で3年夏過ぎから勉強して現役合格しましたが、そのせいか合格報告のたびに結構嫌味を言われました。
人間的に尊敬できる人はいませんでした。
- 校則について
- 校則は大して厳しくない(どんな校則があったか覚えていない程度)ですが、そもそも公立トップ校に来る生徒なので、突飛な服装をする人は一握りで、普通の学生生活を送っている人がほとんどです。
校則とは違うかもしれませんが、「一高体操」というものを完璧にできるようになるまで体育の授業はそれしかやらず、運動の物覚えが悪い人は苦労すると思います。
覚えたとて、卒業後の同窓会で話のネタになるくらいで、別に意味のあるものでもないのですが、古い学校らしく「伝統」を大切にするので仕方ないです。
- 部活動について
- 生徒の7割は運動部に入ります。
どの運動部も特別強豪というほどの成績は振るいませんが、県大会に出るくらいの成果は安定して出しています。優秀な方が入ったときに、全国大会や関東大会などにでてニュースになることがたまにあります。
一応文武両道を掲げているのもあってか、部活にも真剣な人がほとんどです。私の場合は、部活中心の生活を3年夏の大会が終わるまで続けていました。それでも許される(受検結果に対して自己責任にはなるが)ので、ある意味放任主義なところもあります。
- 制服について
- 伝統校ということもあり、デザインはオーソドックスで昔ながらの制服といった感じです。男子は黒の詰襟ガクラン、女子は紺色ブレザーで、別にダサくもオシャレでもありません。
あまり制服のことを考えて入学してくる人はいないと思うので、書くこともあまりありません。
- 面接について
- 中学時代の内申点と学力試験の結果のみでの選抜の時代だったので、面接はありませんでした。
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