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- 総合評価
- 昔々の芦校生です。当時は、終戦後間もない頃だったし、新制中学から新制高校になってまだまだ日本中が貧しい時代でした。通学は徒歩で山越えの生徒も数多くいたし、登校時大雨でずぶ濡れになって教室に飛び込んでくる友達に体操シャツを貸したり、弁当に芋しかない子におかずを分けてあげたりしてみな仲良く助け合っていましたよ。
教師もざっくばらんで「お!俺にも食わせろ」とか言って弁当のおかずを摘まんで食べてしまうような明るい環境だったから、学校生活に一体感があってとっても楽しかった。だから勉強で学ぶ事以上に、互いの心が豊かに育っていったように思う。なお、友達間で差別感を抱いたり、疎外感を感じたりした事はほとんどなかったように思う。
自分は勉強はまあまあ出来る方だったが、父親を戦死で失い実生活は貧しかったから、みんなの思いやりに甘え素直に助けて貰っていた。
今になっても、真に心通う明るい学校だったなあ!と心に深く残っています。
学校の位置は今も「♪山岳の剣を仰ぎ~」その山懐に当時の精神が根付いているのですねぇ。
ネットで芦北高校の入学式の様子を見ました。懐深いこの芦高に一層の栄えあれと祈っています!
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