大学附属高校とは?
大学附属高校とは大学が運営している高校のことです。
ほとんどの付属高校では、付属の大学に内部進学をすることができます。(一般的な試験ではなく、日々の学力検査や小論文、作文などで大学進学ができる)
埼玉県の大学附属高校数は、およそ22校。
早稲田大学本庄高等学院や、栄東高校、西武学園文理高校などの有名校を筆頭に、人気の附属高校が多くあります。
学部は自由に選べるのか?
内部進学に関して、ほとんどの附属高校では、成績順に上位の学生から志望する学部を選ぶことができます。
その為、日々の定期試験や授業態度などが大きく影響し、学校によっては、定期試験以外に附属高校グループでの統一試験などが実施されます。人気がある学部に進学するには、高校の授業で常に上位の成績を取らなければいけません。
特に、都市部にキャンパスを構えている学部に関しては人気が高くなる傾向があります。反対に、地方に校舎がある学部に関しては敬遠される傾向があります。
一般の大学受験のように予備校に通い、センター試験を受けるということはなく、日々の授業を大切にしていれば良いので、本番に弱い方や、日々の授業態度や定期試験に自信がある方には向いているかもしれません。
また、附属校の特徴として、受験がないということもあり部活動や留学に参加するなど、のんびりと高校生活を送ることができます。
どんな大学に附属校があるの?
私立の総合大学の多くに大学附属校があります。
もちろん、私立高校だけではなく、国立高校や公立高校にも附属はあります。
有名どころでいうと、早稲田大学、慶応大学、明治大学、中央大学、青山学院大学、法政大学などの多くの私大に附属高校があります。
今回紹介する埼玉県の附属にも、早稲田大学、西武文理大学、東京農業大学や、芸術分野では、武蔵野音楽大学や東邦音楽大学など有名な大学の附属高校が数多くあります。