東京都世田谷区/私立
目黒星美学園高等学校 口コミ
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(1~2件)
- 総合評価
- 目黒星美は、女子校ということでのびのびした雰囲気がある半面、校内にシスターたちが暮らす尼僧院があるなど、キリスト教(カトリック)精神に基づく教育方針にのっとって運営されているため、異様に厳格な教師がいたり、しつけというよりパラハラ的な教育も散見されました。
- 先生について
- 目黒星美では、クリスチャンの教師は一般に穏やかな人が多かったです。意外にも、カトリックに基づく教育方針を意識してか、クリスチャンではない教師の方が生真面目でした。校則を守らない生徒に対しては、教員室に呼びつけてお説教をするパターンが多かったです。
- 校則について
- 私が通っていた頃の目黒星美には、髪は耳の下5cmまで伸びたら束ねる、天然パーマは申告する、などの校則が設けられていました。また、スカート丈がひざ丈よりも長すぎたり短かったりすると「異装(いそう)」とされて数日以内の修正を求められました。
- 部活動について
- 目黒星美は、文化系・スポーツ系ともにクラブ活動が盛んでした。男子のいないのびのびした雰囲気の中、男子が選手、女子がマネージャーなどの役割分担もなく、みんな平等に活動していたのが印象的でした。卒業後、映画プロデューサーや劇団の重鎮となった人もいます。
- 制服について
- 私が通っていた当時の目黒星美は、白い丸襟のブラウス、ノーカラーのジャケットにプリーツスカートという、現在では“ダサい、かわいくない”と言われるような制服でした。黒のジャケットとスカートから、近隣住民に「カラスの学校」なんてあだ名をつけられていたと後で知りました。
- 面接について
- 目黒星美は小学校からのエスカレーター校で、私もその一人です。高校から中途入学する人はいませんでした。従って、下記「難易度」は☆ひとつにさせていただきました。
- 総合評価
- 北イタリア・サレジオ会に本部を持つ、幼稚園(サレジオ)からエスカレーターで続くカトリック系の女子校です。一クラス30人足らずの少人数教育を行っており、異性を気にせずのびのびした環境の下、思う存分勉強やクラブ活動ができます。
- 先生について
- キリスト教の中でも厳格なカトリック教育に基づく学校ですから、先生にもカトリック教徒が多く、さらに、シスター
(尼さん)が教師、というパターンも少なくありません。カトリックの規範に当てはめた教育やしつけを行う先生が圧倒的に多かったです。これは現在も変わりません。
- 校則について
- 校則は厳しいもので、“校則に違反”した生徒は「異装」(いそう)と呼ばれて教師から叱責を受けました。例えば髪の毛では、耳の下3cm伸びたら結う、と決められていました。もちろん、パーマは禁じられていました。私はウエーブのある天然パーマでしたから、特に体育教師に何度も呼び止められ、注意を受けたものでした。最終的に、皮膚科医からの証明書を提出させられました。皮膚科医には笑われましたが…。
- 部活動について
- 男子を気にせずのびのび活動できる点では、“女子だけ”という良さがありました。ただ、体育着は、ひざ丈のキュロットパンツの下にブルマーが縫いつけられた状態ですので、暑くて大変だったようです。文化系は、私が加入していた演劇部などは劇団から俳優を呼ぶなどして稽古するなど、少しは外界に触れる機会がありました。ただ、演劇の上演はどうしても“宝塚”にならざるを得ませんでした。
- 制服について
- 現在はデザインが変更されてグレーとチェックの軽快な雰囲気になりましたが、私が通っている当時は黒のブレザーに黒のジャンパースカート(プリーツ入り)、白のブラウスで、カラスの学校などとからかう人もいたようです。
- 面接について
- エスカレーターでしたので、目立つ質問はなかったと思います。ただ、私はクリスチャンですので、信仰に関したことはいろいろと話した記憶があります。
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