- 総合評価
- 大学進学を希望はしているが、真に自分が進みたい分野に対して、妥協せず、現役合格にこだわらない学生向けです。私は現在教育に関わる仕事をしていますが、多くの学生達が現役合格のみにこだわり、自分自身が学びたいことが二の次になってしまっているのをよく目にします。それに対して自分自身の真の志望校を大切にしなさいと言ってくれる学校は少ないと思います。卒業して、十年以上経って、いい学校だったと心から思える学校です。
- 先生について
- 担任になった先生だけではなく、その他多くの先生に名前を覚えてもらえます。中高一貫校の共通の特長と言えるかもしれませんが、この事は大切です。自分にとって、今の数学の先生に対しては、質問しづらくても、中学時代の先生には聞きやすいというとき、遠慮することなく質問できるのです。そしてそういう先生が、多くおられます。
- 校則について
- 現在の校則については詳しくは分かりませんが、私の在学中は少し厳しめだったように思います。登校の際の靴に指定が、ありました。学校指定の、白地に青いラインが入った運動靴か、革靴のいずれかしか許されていませんでした。中学校時は制カバンでしたが、高校からは自由でした。
- 部活動について
- すべての部活動は活発に行われています。特徴としては音楽関係でしょうか。他校では吹奏楽部という名前ですが、洛星校ではオーケストラ部という名前です。そしてその名前の通り本格的であり、部員の中には個人的にバイオリン等の教室に通っている人もいます。定期的にコンサートを開き、一般の方も観賞に来られています。
- 制服について
- 私が、卒業してから三十年余り経ちますが、洛星高校の制服は全く変わっていません。冬服は、紺色の昔ながらの学生服で、夏服は、えんじ色とでもいうのか独特な色のカッターシャツです。地元の人達が、一目見るだけで、洛星の生徒と分かる程の認知度だと思います。
- 面接について
- 私の時代は、受験生五人が同時に教室に呼ばれ、一人一つずつ質問を受けました。よく本を読みますか、掃除当番をさぼった経験はありますか、という感じの質問で、志望理由を聞かれた人はいませんでした。
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